謹賀新年！！

本年も宜しくお願いいたします！！

新年早々、北陸の大地震、羽田の事故など、良くない事が続きましたね、、それに輪をかけて、１／７には自分と同じガレージで商売をするガキの頃からの幼馴染が死にました。

初めて癌？と診断されたから５年以上経つと思います。
最初は喉が腫れてちょっと痛い位の噺でした。お前ガキの頃から扁桃腺悪いから病院行って来いと自分が言った覚えがあります。すると癌の疑い、リンパ転移性の悪性かも？と診断され、それから彼の闘病が始まります。
検査入院、部分的な切除手術など、２年の間に半年位は病院に入って居たと思います。その間、落ち着いて居た時期も有りましたが、リンパ液に乗って場所を変えて攻撃してくる奴には中々敵いません、、膵臓、胃、十二指腸の集合部に転移が見つかり、部分切除を試みるも殆ど取れなかったんでしょうね、、症状はどんどん悪化して、今年の夏前には酷いやつれた顔をしてました。
１２月に入ると顔を見る事も無く成り、時々メールや電話でやって欲しい事を伝えて来るのみ、、歩く事も出来なかったと後で聞きました。１２／２６までリハビリで入院していたのが、年末年始で病院に居ても仕方が無いので出て来て自宅で静養していたそうなんですが、７日朝に起きて来ないので長男がベットに見に行って死後を発見したとの事。
今思うと、もう駄目だったのは確かで、長生きすればするほど辛い筈でした。。せめて死ぬ瞬間は楽に死ねたかな？長く苦しまなかったかな？それだけは良い方だったと思いたいですね。。
力を貸す事も出来ず、励ましも出来ず、ただ見ているだけの無力な自分、、喰いたい物も喰えず、遣りたい事も出来ず、まだまだ夢も希望も有ったのにと思うと、やはり神様など居ないのだ（彼はクリスチャン）と思います。神に祈りを捧げても、何も見返りは無いのだと思うと拝まないとなります。

恐らく自分も癌で命を取られると思って居ます。父方は少ないですが、母方は皆癌で死んでます。心筋梗塞、脳梗塞で死ななければ癌で間違いないと思って癌保険を盛って居ます。でも、彼の姿を見て居ると、癌治療をすることが躊躇われます。母、この親友の他、沢山の大事な人を癌で失って来ました。自分は癌宣告を受けたら、余命宣告通りにそのまま暮らし、最後はホスピス等で暴れないように死んだ方が良いのかな？と考えます。
本当に癌と言う病気を克服するのは闘いです。で、殆どの方が負けて死んでいきます。極々稀に勝者のお話も聞きますが、それは本当に稀で、奇跡に近いものと思います。自分には癌と言う悪魔と戦って勝つ自身は有りません。
誰かに縋る事も、神に祈る事もせず、死神にもうちょっと待ってとお願いする方が良いのかも？知れません、、

年始から色々ありまして、自分、風邪の酷いのと仲良しでして、少々気が滅入ってます。。通夜行って来ます。。