コマツＷＡ１５０にリモコンスターター取付

重機のリモコンスターター取付が始まりました。。
雪の降る頃から年内一杯の２か月程の短い期間の商売です。なんで？って？？春に機械を注文しますよね、、これが年末頃に入るからなんです。全て受注生産なんですよ。昨年から持って居る方は当てはまりませんが、夏場はメンテナンス、チューニング等で手元になく、１０月初め頃から戻りますもで、それからの仕事です。

昨日はコマツＷＡ８０、ＷＡ１５０。これは共に２４Ｖの重量級機種になりますのでＶＩＰＥＲ４７０６の変則施工で対処。ＶＩＰＥＲの価格高騰で￥１３２０００（工賃税込、道央圏は出張料も込み）
日程を決めて当方が車の有る場所に伺っての作業となります。持って来てと言っても最高速４０キロじゃね、、、進まないんじゃ何ともなりません。待っているより行った方が時間の節約になります。石狩、室蘭ナンバー圏は出張料無料です。

先日はＷＡ３０、４０、日立のＺＷ８０を６台程連荘で取付して居ります。２日フルに掛るんですが、、実は１０日位の間に６台です。小型の部類に入る機種ですから１２Ｖ車です。乗用車用のスターターを直結半田付けしてユピテルの商品を使って￥６６０００です。これも出張ですね。。２０キロ位が最高速ですから、、、



日立はオレンジでお尻がめんこい♡

関東や関西の同業者に話すとね、、北海道はそんな機械にまでリモコンスターターが要るの？
って聞かれます。雪は昼夜問わず降ります。ですから除雪を受けている業者さんは、其の頃になると晩酌はせず、１９時とか２０時には寝ます。大体呼び出しが掛るのが深夜の１ー２時。家にこの機械を乗って帰って待機するんです。２時にＬＩＮＥで依頼元や自分の会社の責任者から出動命令が来るとまずは起きて身繕いをして機械のエンジンを掛けます。３０分以上アイドリングしないと前に進むことも出来ません。硬いオイルの為なんですが、腕の中、つまりフロントのフォーク部分も、このエンジンオイルを圧送して動かしているんです。すると進まない、雪を掻けないの２重苦です。ですから出る前に１度３メートル程のキャビンによじ登ってエンジンを掛けるんですが、当然タラップ（梯子）も雪で見えない位に積もって居るんです。掛けて１度降りて家の中で待つ。車内で待つ事は修行僧でも不可能な位に寒いです（道民は当然と思うでしょう）ですが、本州の人（東北除く）はそれが理解出来ないのです。しかも外と家内と同じと思ってます。中では短パンＴシャツでビール。本州の家とは造りが全く違って、あったかいんだから～♪

まあ、そんなで、、永年除雪に従事されている方は、、
ああ、、スターターが有ればなー　と皆さん思って居たそうですが、２４Ｖのリモコンスターターは世界中探しても存在しません。需要が少ない為に１０年程前に姿を消しました。弊社はそれが出来るので方々からお呼びがかかります。独占的寡占的商売ですね（笑）

まだ年内間に合います。クリスマス頃からは乗用車ディーラーさんの仕事が減りますので対応可能です。どしどしお申し付け下さい！！