今宵は北見で独り焼肉

今晩は北見市で独り焼肉してホテルに帰って来ました。

漢字４文字の高級そうな構えの焼肉屋。２１時に出てきましたが、自分が最後の客。スタッフさんは皆素晴らしい接客をします。煙草も吸えてタブレットで全部の商品が注文できます。完全個室でした。が見える所の奥には綺麗なおねーさん２人と格好良いスーツの紳士が３人で呑んでました。自分の入った個室の奥からカラカラと女性の笑い声が聞こえます。お店も綺麗で居酒屋以上で料亭未満的な風情。自分より少し前に出ていかれました。

今宵は不満があって綴ります。

まずは、
名古屋コーチンの白レバー！大好きなんでビールとレバー刺しをまっ先にオーダー。いや～！久々、旨いわ～♪と思ってました。千円以上する刺身ですが、７、８切れ有って美味いのなんの、、、ビールが進みます。ここまではメニューを見ながら美味そうと思ってましたし、ビールもレバ刺しも美味かったのです。

次にユッケジャンスープ、肉数点。ここで不味いと思っちゃいました、、、
スープですが、塩気しかない。甘みや出汁ッ気が無い。出て来る肉も塩梅としては合ってる。でも全く甘みの要素が無い。塩っ辛いと言う奴。しょっぱ過ぎはしないが、塩気の裏に何も無い。肉も野菜や山菜（わらび）もふんだんに入ってるのに味気ないかんです。これはちょっとだけ味醂入れると絶対にもっと旨い筈。キムチの辛みと塩気ではね。。旨味に掛けるんです。

北海道に居ると焼肉屋でも必ずジンギスカン＝ラムが置いてあって、これは必ず喰います。でも肉の油の掃除（ラード部分を切って捨てる事）をし過ぎで中々焼き色が付かない。赤身肉で油無しだと白いままなんです。ちょっと表面が焦げ目がついたんで喰ってみるとやはり硬い。。ロースのよい所を使って居ると思われます。しかし完成品としての肉は口の中で硬いのです。。しかもジンギスカンのタレも塩気がキツイ。隠し味にはちみつ入れるともっと往けるんですが。

豚ガツって部位判りますか？豚の胃で牛ミノに似たイカ焼きを食べてる感じの部位です。自分ガツフェチと言っても良い位、ホルモン屋では必ず頼みます。しかし、これは飾り包丁が入って直ぐに焼けるんですが、これ、、炭火で焼くとカリカリになって、ゴリゴリ感が損なわれます。変わった味のガツになりました。塩タレなんですが、、これも有りがちなスーパーで売ってるタレの感じ。また、ガツには若干の獣臭があってしかるべき。でもこれは全くの無味無臭。洗いすぎです。。洗いすぎても美味くない。上手い店はちゃんと頃合いを知ってるのでしょう。。自分には頃合いは判りませんが、もしかすると少しだけ酒等で揉む程度で、それを濯いで出してるのかも知れません。

カルビ、牛ホルモン。喰うモノ全てに注文を付けたくなる。豚カルビもしょっぱいだけ。
救いは最後に頼んだ目玉丼は甘みが隠してあって美味かったです。

なんだかんだで￥８５００位の勘定を払いましたが、、高いな～★と思いましたね。。最後に下駄箱に入って居る靴を出して揃えてくれるんですが、スタッフ教育は非常に良いですね。クラブやニュークラブの黒服さん並みの接客と思います。味が良ければもっと繁盛するはずなんですよ。良い人垣を持って幸せな社長さんですが。。残念です。

実はねここに入る前に味覚園（北見本社の焼肉屋チェーン）の１店に寄りましたが満席で入れなかったんです。そこから５０ｍのここは客が自分独り。値段の差はそんなに無いんですよ。自分が寄った味覚園チェーンは味覚園で最も高い店舗でしたからね。。

やはり調理人の修行が足りませんね、、もっと日本中を喰って廻らないと駄目です。
良い肉を、新鮮な肉をそのまま出せば客が入ると思ってるようですが、焼肉屋も料理屋ですから、付けタレやサイドメニューの味付けなどでボロが出ます（スープやキムチ）。もっと頑張って！自分と比べてみて！繁盛店と自分は何に差が有るのか？コピーではなく、自分の味付けで人を唸らせないと繁盛は望めません。

田舎焼肉がいつまでも通用する程甘い世の中ではないのですよ。。
でも結構な値段だから何年後でもあの店は有るんだろうな、、旨く成ってればよいですがね。
恐らく自分の不満がお客さん皆の総意で、極上の立地で、廻りは焼肉屋だらけで、２１時最後の客と言うのが結論でしょう。。流行ってないんです。店は綺麗で接客も良いんで、ホステスさん連れて同伴とか企業の接待向きなんでしょうか。食べログは良い事ばかり書いてますが、アテならないですよね。。

メンバーズカード渡されましたが、出張族で次に来るのは何年も先だからと言って返して来ました。はい、もう行きません。自分そんなに味にウルサイのかな～？何喰っても美味いんだけどな～？ロクなモノ喰ってないのに、何故にこんな飲食店の味の善し悪しや裏側が見えるようになったんでしょう。１万弱も喰っちゃったからマッサージさん呼ばないで寝よう。

ま、何時ものくだらない独り言ですわ。おやすみなさい・・・🌙☆彡