青森のホテルの噺

 07 May 2017 06:16:44 pm

ホテルの朝食の噺、続きます。

青森の印象に残るホテル、沢山有って困っちゃいます。

青森市ハイパーパサージュホテル。大体通常料金6000−7000円。
青森市内ではアッパーミドル的な料金かな?青森県安いから、、、(嬉)
立地的には駅側で、遅くなっても何らかの夕食は近くで摂れます。繁華街とは逆側ですから、酒を飲み歩くにはタクシーで行かなくては遠いです。Pが狭く直ぐに満車になり、契約Pに廻されます。でもでも、それでも何時も宿泊客が大勢、、
素泊まりで泊まっても朝食付きです。宿泊料金に含みなんですね。。そう言うホテルって朝食不味いとか、貧相だろうと思うでしょ?でもねーー凄いんです、品数、ボリューム、質が。これでもかって位凄い♪

飯も美味いし、サラダも凄いし、魚の焼き物、揚げ物、煮物、惣菜は本当凄い!自分は和食派ですので、パンコーナー行きませんが、そこも凄い食べたくなるパンが沢山有るんです。(何度か食べた、、美味い!)

でも特筆すべきはご飯のお供。おかずじゃなくてお供?の方。
海草の佃煮が見たこと無いモノが沢山、、、黒いとろろ芋みたいなモノがすり鉢になみなみと入ってる。ワサビ味で、黒いとろろ状のモノ。ホテルの人に尋ねると 大間漬け と言うそうで、これが飯に合う。他にもねぶた漬け(松前漬けに福神漬けが入ったようなモノ)、筋子(鮭の卵巣の醤油付け)、タラコ(紅葉子)、北海道の松前付け(数の子と昆布の漬け込んだモノ)、海苔の佃煮(これも5種位ある)、山葵漬け等、何せ飯の量が進むんです。
青森市のホテルの朝食ってこの飯のお供が凄い。大体何処も同じに飯のお供が充実してます。おかずが凄いんでそれ要らないでしょ?と思いますが、止められない、、とろろ芋は当たり前に自然薯。餅のようにベトベト、箸で持つと全部付いて上がるほどの粘り。醤油掛けるだけで甘いし、飯に染みない程の弾力?出汁で割らないのが良いです、これはヤミツキになります。



自分、いやしいんで(北海道ではほいと、ほいと子と呼ぶ)朝から大量に喰います。昼なんて全然喰えない程、朝に喰います。お腹パンパンで現場に行く事になります。青森に居ると太りますね・・・。それが青森のおもてなしなんですね。。

弘前に行くと海藻類が少なくなる傾向、八戸周辺は別の食文化(岩手寄り)になります。でも総じて青森県のホテルは朝食が良いですね。。恐らく日本屈指(北日本は何処も美味いですがね、、)の朝飯が出ます。
青森市中心部には大浴場などがあるホテルは少なく、浅虫温泉郷(海辺の温泉街)が比較的近いのでそちらをお勧めしますが、ビジネスユースにはちょと距離がある。浅虫は札幌で言う定山渓の立地。だから駅前の新町か繁華街の本町になると思います。

青森の特産品と言えばりんご。でも北海道でも沢山有るでしょ、、正直言うと青森でりんご喰わなくても帰って喰っても美味い。ホタテ=これも北海道の方が評価が上、でも青森産って安くて美味いのよ、、だから価値があるんです。さらに魚は鯛。大きなお化け鯛が陸奥湾では釣れるそうです。刺身で喰うと白身の上品な身に脂が適度に乗って美味いです。でも青森の人は当たり前に思っていてその前浜の鯛の事を宣伝しようと思ってない、それ凄い事なんですがね、、東北では鯛は捕れません、親潮(暖流)の魚ですから。北限の鯛の価値を現地の人が知らないって、、残念ですわ。青森県の魚はマグロだけじゃないんだな、、、

お隣の県、間に大河がある、言葉が本州で最も難しい、だからでしょうか?魅力のある県と思いますね。。青森県民は自嘲気味に『我慢の国、青森』とか言いますが、自分は北海道の次に良いと思える場所です。西日本から戻ってきて北海道に渡る前に泊まったりすると帰って来たと認識出来るんです。岩手も宮城もそうは思いません。(青森市はフジテレビ映らないんだけど、そこは我慢)


次,
健康ランドです。

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